継承への取り組み

伝統を
次世代に
伝える

職人から継承されてきたもの作りの伝統を

人の手と手を通して紡いでいくお手伝いをしています

織り人育成

伝統工芸の技術継承は、さまざまな要因で非常に厳しい状態になっています。近江上布伝統産業快感では、平成26年度から近江上布の後継者育成事業として「織り人プロジェクト」を開始しました。当初は、近江上布の生平の職人の育成から始め、平成28年度からは近江上布の絣、平成30年度は動力織機のシャトル織機の育成も併せて実施しています。育成メニューを工夫して技術の習得を望む人たちに柔軟に対応できる育成プログラムです。

後継者育成

現役の職人の引退などによる後継者が必要とされる理由は様々です。伝統を伝え続ける為には、あらゆる変化へ対応できるよう常に後継者を育成し続ける必要があります。近江上布伝統産業会館では後継者の人材の確保、育成を行うと共に、新しい人材の誘致のため環境設備の改善を行なっております。

伝統工芸士

伝統工芸士

伝統工芸士は、経済産業大臣指定の伝統工芸品の製造に12年以上従事する者のうち、(財)伝統的工芸品産業振興協会が実施する伝統工芸士試験の合格者に与えられる称号です。県内には「製糸」「染色」「製織」「意匠」「総合」「仕上げ」の各部門に認定された伝統工芸士が15名います(2018年現在)。



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